閉店後、レジが500円合わない。もう一度数え直す前に、どこを見ればいいのか
2026年9月4日
美容室の話です。閉店して、レジを締めて、合わない。もう一度いちから数え直したことはありませんか。
2回目も合わない。3回目も同じ数字が出る。それでも数えているのは、レジの中だけになっていませんか。
数え直しても、その500円は動きません。差の相手は、レジの外にある3つの数字です
先に答えを書きます。こういう1日です。
- 釣銭の開始金額(朝レジに入れた金額) 30,000円
- 今日の現金の売上 48,000円
- レジから出した現金(両替・立替など) 5,000円
金種ごとに数えたら、レジの中は72,500円でした。
- レジにある現金 72,500円
- 帳簿の金額 73,000円
- 差 −500円
このとき、数え直しても動くのは72,500円の方だけです。もう片方の73,000円は、レジの中を何回数えても出てきません。
73,000円は、上の3つの数字でできています。
帳簿の73,000円は、3つの数字でできています
計算式は、画面にそのまま出ています。
帳簿の金額 = 釣銭の開始金額 + 今日の現金の売上 − レジから出した現金
30,000円 + 48,000円 − 5,000円 = 73,000円
3つのうち、レジの中を数えて分かるものは1つもありません。
- 釣銭の開始金額は、朝の話です。夜のレジを数えても、それがいくらだったかは出てきません
- 現金の売上は、レジや予約システムの側にあります
- レジから出した現金は、覚えているかどうかの話です
だから、差が出たときに数え直す回数を増やしても、差の半分にしか触れていません。
数え直しは1回で構いません。 その1回で出た金額を入れて、あとは3つの方を見ます。
差が出たときに、まず見るところは3つ。全部、金種の欄の外にあります
差が0でないときだけ、画面に3行が出ます。出る場所は、枚数の欄をすべて通り過ぎた下です。
1. 釣銭の開始金額が、実際に朝入れた金額と違っていないか
2. レジから出した現金(両替・立替)を、入れ忘れていないか
3. カードや電子マネーのお会計が、現金の売上に混ざっていないか
3つとも、入力した3つの欄のどれかを指しています。金種の枚数は1つも出てきません。
上の例の−500円は、500円玉1枚ぶんです。両替で500円玉を出していたら、「レジから出した現金」の欄が空のままになっていないかを見ることになります。
この3つのうち、その日のうちに見ておかないと、翌日には思い出せなくなっているものはありませんか。
画面に出るのは符号だけです。「不足」とも「過剰」とも出ません
差は「−500円」と出ます。「不足」という言葉も、「過剰」という言葉も、この画面には出てきません。
誰が締めたかも、記録しません。
画面は、差が出た理由も、どのお会計のときに起きたかも分からないと書いています。分からないものに、人の名前を結び付ける材料は、この画面の中にはありません。
保存もしません。印刷もしません。 締めるたびに、その場で数えて、その場で見る形になります。
もう1つ、入っていないものがあります。
レジの中の現金だけを見ています。カード・電子マネー・予約サイト経由の売上は入っていません。
今日の売上を出す画面ではありません。 レジの中と帳簿が合っているかだけを見る画面です。
金種は9つ。減らしていません
1円まであります。10,000円・5,000円・1,000円・500円・100円・50円・10円・5円・1円の9つです。
数える作業そのものなので、欄を減らしていません。空欄は0枚として計算します。 使っていない金種に「0」を打つ必要はありません。
枚数を入れると、その行の右側に金額が出ます。 1,000円札を15枚入れたら、その行に15,000円と出ます。数えた場所まで戻らずに、行ごとに確かめられます。
枚数の欄が9行あるので、この画面は縦に長くなります。 1円まで数え終えたころには、いちばん上の答えのカードは画面の外に出ています。そのため、金種の欄のすぐ下にも同じ数字(レジにある現金と、帳簿との差)が出るようになっています。上まで戻らなくて構いません。
打つのは3つ。あとは枚数を入れるだけです
サロン電卓の「レジの現金合わせ」は、打ち込む欄が3つ、そのあとに枚数の欄が9つです。
https://salondentaku.com/apps/cash-count
登録なしで使えます。
答えは、いちばん上に出ます。 入力欄はその下です。上から順に、こう並んでいます。
- 釣銭の開始金額(朝レジに入れた金額・円)
- 今日の現金の売上(円)
- レジから出した現金(両替・立替など・円・任意。空のままでも計算できます)
- その下が「いまレジにある枚数」。10,000円から1円まで、上から順に9行あります
3つとも空で、枚数も入っていない間は、答えの場所に「必要な数字がまだ入っていません。」と出ます。
差が0のときは、「合っています。」と出ます。 数字を探して見比べる必要はありません。
「この画面で分からないこと」は、畳んであります。 枚数の欄より下にあるボタンを押すと開きます。差が出た理由、どのお会計のときに起きたか、カード・電子マネー・予約サイト経由の入金、お店ごとの締めの決まり——この画面が見ていないもの4つが、そこに並んでいます。
この画面の使い方を、1つだけ。
合わせるための画面ではありません。 どこがずれているかを、探す場所を3つに絞るための画面です。
数え直しを1回で止めて、3つの欄を見る。探す場所が3つに決まっていれば、その日のうちに見るところと、翌日に回すところを分けられます。 合わない日に、どこまで見て切り上げるかを、こちらで決められる形になります。
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