今週、回るかどうかを考えている。あと何人まで受けられるのか
2026年9月4日
美容室の話です。今週のシフトと予約表を並べて見て、「この週、回るかな」と考えた時間はありませんか。
そのとき数えているのは、スタッフの人数になっていませんか。今週は4人いる。先週も4人で回った。だから今週も回る——そういう数え方をしていませんか。
以下、1人のスタイリストがお一人のお客様を担当する形(マンツーマン型)のお店を前提に書きます。アシスタントが付いて、お一人が同時に2名のお客様を受ける形のお店は、4つ目の節にまとめてあります。 そこだけ読み替えてください。
あと9人です。今週受けられるのは105人で、入っている予約は96人でした
先に答えを書きます。こういうお店の場合です。
- 今週、店を開ける日数 6日
- 今週、出られるスタッフの延べ人数 21人
- いつもの日、1人が受けている人数 5人
- 今週すでに入っている予約の人数 96人
このとき、今週受けられるのは105人。 予約が96人なので、あと9人まで受けられます。
客単価8,000円を入れておくと、この9人は72,000円と出ます。
「回るかな」と考えていた週が、まだ9人ぶん空いている、という形で出てきます。
105人を決めているのは、スタッフの人数ではありません。延べ人数です
ここがこの画面の全部です。
105人は、出られるスタッフの延べ人数21人 × 1人が受けている人数5人で出ています。掛けているのは21であって、4ではありません。
延べ人数というのは、日ごとの人数を足した数です。月曜4人、火曜3人…と足していきます。半日だけの方は0.5で構いません。
「今週は4人」で数えると、こうなります。
4人 × 6日 = 延べ24人。24人 × 5人 = 120人。
ただし、この120人は数え方の上の上限です。4人が6日とも全部出る形で数えています。この例では休みを入れて、延べ21人にしてあります。
- 頭数で数えた 120人
- 延べ人数で数えた 105人
- 差は 15人。客単価8,000円なら 120,000円
この120,000円は、取りに行ける金額ではありません。 頭数で数えたときに、多く見積もっている金額です。
この15人は、シフトを組んだ時点ですでに決まっています。 予約を見る前に決まっています。「今週は4人いる」と言ったとき、その4人が今週何日出るかまでは、その言い方の中に入っていません。
今週の人数を、頭数で言っていませんか。
席数を入れると、先に埋まるのが人手か席かが出ます
席数は任意です。空のままでも上の答えは出ます。ただし入れると、1行増えます。
- 人手で受けられるのは 105人(延べ21人 × 1人5人)
- 席で受けられるのは 150人(席5 × 6日 × 1人5人)
少ない方が今週の上限になるので、105人が答えです。そして画面には、こう出ます。
先に埋まるのは人手です。席はまだ余っています。
ここが逆に出た週は、人を1人足しても、その週の受けられる人数は増えません。 席の方が先に埋まっているためです。
席数を空のままにすると、画面は人手だけで見ていますと書いた状態で答えを出します。黙って0にはしません。
アシスタントが付いて2席を使っているお店は、席数の欄を空のままにしてください
上の「席で受けられるのは150人」は、1人が同時に1席を使っている前提の数え方です。席の数に、1人が1日に受ける人数を掛けています。
アシスタントが付いて、掛け持ちで同時に2名のお客様を受けているお店では、この掛け算が合いません。席の側の上限が、実際より低く出ます。
その場合は、席数の欄を空のままにしてください。 人手だけで見た答え(105人)は、そのまま使えます。
週の合計です。金曜だけ足りない、はこの画面には出ません
画面にもそのまま書いてあります。
週の合計だけで見ています。曜日ごとの偏りは分かりません。
あと9人受けられる、と出た週でも、その9人が入れる日がどこかは分かりません。 埋まっている日に9人ぶん空いているわけではありません。
メニューごとの施術時間の違い、当日のキャンセル、飛び込みのお客様も入っていません。シフトそのものも作りません。 誰をいつ入れるかには触れない画面です。
この画面の数字は、記録に残せません
サロン電卓のほかの画面は、月ごとに数字を残せます。この画面だけ残せません。
理由も画面に書いてあります。記録が月ごとに残す作りになっていて、週の数字が入らないためです。週の推移を見たい、という声が出たら足す、という置き方になっています。
毎週その場で計算する形になります。打つのは4つで、そのうち3つは、シフト表と予約表を見れば分かる数字です。
打つのは4つ。席数と客単価は、入った状態で開くことがあります
サロン電卓の「今週、人手は足りるか」は、打ち込む欄が4つ、任意の欄が2つです。
https://salondentaku.com/apps/shift-capacity
登録なしで使えます。スタッフのお名前も、お客様のお名前も、この画面では1文字も扱いません。
答えは、いちばん上に出ます。 入力欄はその下です。上から順に、こう並んでいます。
- 今週、店を開ける日数(日)
- 今週、出られるスタッフの延べ人数(人・日ごとの人数を足した数。半日は0.5)
- いつもの日、1人が受けている人数(人・忙しくもひまでもない日の人数)
- 今週すでに入っている予約の人数(人・予約表を数えて入れます。予約システムには繋いでいません)
- 席数(任意)
- 客単価(円・任意)
5と6は、ほかの画面で入れたことがあれば、入った状態で開きます。 変わっていれば、その場で直してください。
4つ入るまでは、答えの場所に「あと◯つ入れると答えが出ます」と、足りない欄の名前が出ます。どこが空いているかを探さずに済みます。
「この画面で分からないこと」は、畳んであります。 入力欄より下にあるボタンを押すと開きます。曜日の偏り、施術時間の違い、当日のキャンセル、アシスタントの分、シフトそのもの——この画面が見ていないもの5つが、そこに並んでいます。
この画面の使い方を、1つだけ。
足りない週に開く画面ではありません。 足りるかどうかを、予約が埋まる前に見る画面です。あと9人と出た週は、その9人ぶんをどうするかを決められます。受けきれないと出た週は、その週のうちに動けます。
受けきれないと出た週は、答えの下に「スタッフ1人増やしたときの採算」への行き先が出ます。 1人増やしたときに、何か月目で人件費を上回るかを見る画面です。その行き先には「足りない状態が毎週続くなら」と添えてあります。
今週の営業日数・出られるスタッフの延べ人数・入っている予約の人数を入れると、あと何人受けられるか(何人ぶん足りないか)が出ます。シフトは作りません。足りているかだけ出します。
登録なしで、無料でお使いいただけます。
- 人が足りない。足りていないのは、本当に人のほうかセット面6・スタイリスト4人なら空き席は2つ。埋まれば月160人・1,280,000円。席のほうが少ない店では、この金額は出ません。
サロン電卓には、いま35本の道具があります。道具の一覧を見る →