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アイサロンで、来店の間隔は平均4週。3日半縮まると、売上は月にいくら増えるでしょうか

2026年10月15日アイサロンの場面で書いています

アイサロンの話です。1店舗の、ある月の数字で考えます。

この店では、前のご来店からいらっしゃるまでの間隔が、平均で4週です。

その間隔が、3日半だけ縮んだらどうでしょうか。4週が、3週半になったら。

3日半くらい早まっても、売上はたいして変わらない。そう思っていませんか。

この記事は、来店の間隔が半週(3日半)縮むと、売上が月にいくら増えるのかに答えます。そのうえで、その金額に入っていないものを確かめます。

この店の数字を置きます。

先月のご来店は、のべ240人。同じ方が2回いらしたら、2人と数えます。何人のお客様がいらしているかは、これとは別の数です。この記事では、そちらを実人数と呼びます。お客様お一人の平均単価は、6,000円です。

金額と人数は店によって違います。ここでは一例として、この店の数字で計算します。この記事で計算に使う売上と平均単価は、税抜です。店販は入れていません。

月210,000円です。お客様の人数は、1人も増えていません

先に答えを書きます。

来店の間隔が4週から3週半になると、増える売上は月210,000円。ご来店にすると、のべ35人ぶんです。

出し方です。1年は52週として数えます。

いまの間隔は4週なので、お一人あたりのご来店は、52週÷4週で年13.0回。1年のご来店は、240人×12か月で、のべ2,880人です。2,880人÷13.0回で、お客様の実人数はおよそ222人になります。

  • 52週÷(4週−0.5週)=52週÷3.5週 → お一人あたり、年14.9回のご来店
  • 222人×52÷3.5 → 1年のご来店、のべおよそ3,298人
  • 3,298人−2,880人=418人。418人÷12か月 → 月のべおよそ35人
  • 35人×6,000円 → 月210,000円

222人は、2,880÷13.0=221.5…を四捨五入した人数です。道具も、この222人で掛けます。丸めずに出すと、増えるのは月のべ34人ほどで、1人ぶん少なくなります。

実人数は、縮む前もあとも222人のままです。増えるのは、お一人がいらっしゃる回数です。

1年に直すと、210,000円×12か月で、2,520,000円です。

材料費も引いておきます。サロン電卓でアイサロンを選ぶと、材料費率の目安として3%が入ります。統計の数字ではなく、現場の実感による目安です。210,000円から3%を引くと、203,700円。家賃も人件費も引いていない金額で、手元に残る利益ではありません。道具の画面には「手元に残るのは」と出ますが、引いているのは材料費だけです。

ここまでの金額と人数は、例として置いた値です。ご自分の店の数字に置き換えて読んでください。

いまの話を、サロン電卓の画面で見ると、こうなります。

来店の間隔が0.5週間縮まると、月商は+210,000円 / 月。年に直すと+2,520,000円。1人あたりのご来店は、年13.0回から14.9回。材料費を引くと、手元に残るのは+203,700円と出ている
画面の見本です。

3日半の違いで、月のご来店は、のべ240人からおよそ275人になります

35人という数を、いまの240人と並べてみます。

間隔が3週半になると、月のご来店は、240人+35人で、のべおよそ275人です。

1回ごとに見れば、3日半早くいらっしゃるだけです。それが1年に何度も重なって、お一人あたり年13.0回が14.9回になります。その増え方が、222人ぶん重なります。

月のご来店の数が同じなら、間隔の短い店ほど、同じ半週の重みは大きくなります。4週のうちの3日半と、8週のうちの3日半とでは、間隔に占める割合が違うからです。

そして、お客様の実人数は、222人のままです。増えたのは、同じ方がいらっしゃる回数です。新しいお客様を35人お迎えした、という話ではありません。

この210,000円に、入っていないもの

この金額の読み方を書きます。

210,000円は、間隔が3週半になった、としたときの売上の見込みです。間隔を3週半にするべきだ、という目標として置いたものではありません。

この金額に入っていないものがあります。

  • 間隔を縮める方法。どうすれば3週半になるのかは、この計算の外です
  • お客様が、早めのご来店を望んでいらっしゃるかどうか
  • メニューごとの違い。まつげエクステとまつげパーマのように、間隔の違うメニューがある店では、1つの平均にまとめた数字の読み方が変わります
  • 季節の波
  • 月のべ35人ぶん増える施術を、いまのアイリストと席で受けられるかどうか

最後の1つは、別に確かめる必要があります。早めにいらしたい方がいても、受ける時間が無ければ、ご来店は増えません。

縮めるために何をするか、しないか。金額を見たあとのことは、あなたが決めることです。

業種を選んで数字を3つ入れると、増える売上が出る道具があります

割り算は、電卓でもできます。手間がかかるのは、間隔を替えるたびに、実人数から出し直すところです。

サロン電卓の「来店サイクルが1週間縮んだら」は、いまの間隔と、ご来店の人数と、平均単価から、増える月の売上を出します。

はじめに、業種でアイサロンを選びます。材料費率に、3が入ります。業種は、この目安を入れるためだけに使われます。

続けて、3つ入れます。

  • 「いまの平均来店間隔(週)」に、4
  • 「1か月の来店客数」に、240
  • 「いまの平均単価」に、6,000

入れると、いちばん上に、来店の間隔が1週間縮まると、月商は+486,000円、と出ます。縮める幅が、はじめは1週になっているためです。

来店の間隔が1週間縮まると、月商は+486,000円 / 月と出ている
画面の見本です。

1週の金額は、半週の2倍より大きくなります。52週を、縮めたあとの間隔で割るためです。間隔が短くなるほど、1年の回数が大きく伸びます。

この記事の話は、半週です。入れた数字の下のほうにある「どれだけ縮めるか」を、1.0週から0.5週に動かします。

すぐ上に、3行が並びます。いまの間隔は4週(年13.0回)。0.5週間縮めたときは3.5週(年14.9回)。お客様の実人数は222人で、変わりません、と出ます。

いまの間隔4週(年13.0回)。0.5週間縮めたとき3.5週(年14.9回)。お客様の実人数(変わりません)222人。どれだけ縮めるかは0.5週と出ている
画面の見本です。

いちばん上の金額は、+210,000円に変わります。その下に、年に直すと+2,520,000円、材料費を引くと+203,700円、と出ます。いまのお客様の人数は変わらない前提の数字だ、とも出ます。

来店の間隔が0.5週間縮まると、月商は+210,000円 / 月。年に直すと+2,520,000円。1人あたりのご来店は、年13.0回から14.9回。材料費を引くと、手元に残るのは+203,700円と出ている
画面の見本です。

いまの間隔が分からないときは、「いまの平均来店間隔」のすぐ下に、10人分で数えるやり方が出ています。

今夜やることは1つです。先月いらした2回目以降のお客様を10人選んで、前のご来店から何週あいていたかを数え、平均してください。出た週の数が、この記事の4週にあたります。

この記事で使った道具
⏱️ 来店サイクルが1週間縮んだら

来店の間隔が1週間縮まると、月商がいくら変わるかを計算します。いまの間隔が分からないときの数え方も、画面に出ます。

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