目標まであと18万円。「平均単価をあと643円」は、下まつげを何人に足していただく額でしょうか
2026年10月30日アイサロンの場面で書いています
アイサロンの話です。アイリストは3人、ベッドは3台。
この店の平均単価は6,500円で、月に280人のお客様が来てくださいます。そのほとんどが、まつげパーマの方です。月商は182万円です。
金額は、例として置いた値です。すべて税抜で書きます。
11月から、月の目標を200万円に置きました。あと18万円です。
土日の予約は、もう埋まっています。人数を増やすより、いま来てくださっている方に、まつげパーマの下まつげ(+2,000円)をおすすめしようと考えました。
単価だけで埋めるなら、いくら上げればいいのか。サロン電卓で出してみると、こう出ました。
単価だけで埋めるなら 平均単価 7,143円(+643円)
643円なら、小さい。そう読んでいませんか。
643円は、下まつげなら90人ぶんです
先に答えを書きます。
平均単価の+643円は、280人のお一人ずつから643円多くいただく、という形の数字です。 643円のメニューは、この店にはありません。
下まつげの2,000円で埋めるなら、こう割ります。
- 足りない額 180,000円
- 下まつげ 1人2,000円
- 180,000円 ÷ 2,000円 = 90人
来てくださる280人全体で見て、90人。およそ3人に1人ぶんです。
この90人は、画面には出ません。画面に出た不足の額を、下まつげの値段で割っただけの数です。
90人は、いまより増やす人数です
もう1つ、見落としやすいところがあります。
この店では、いまも下まつげを付けてくださる方がいます。その方の2,000円は、もう6,500円の中に入っています。
ですから、90人は「下まつげを付ける方が90人いればいい」ではありません。いま付けてくださっている方に、90人を足した人数です。いま付けている方と合わせると、下まつげを付ける方は3人に1人より多くなります。
いま月に何人の方が下まつげを付けているかは、先月の予約表で数えられます。
人数で埋めるなら、1人あたり1日0.4人
同じ画面には、人数だけで埋める道も並びます。
月に+28人、1日あたり+1.1人。 施術する3人で分けると、1人あたり1日+0.4人です。
この店は土日が埋まっているので、増える28人は平日に来ていただく人数になります。どちらの道が近いかは、予約表を知っている店が決めることです。
目標から逆算して、あと何人・あと何円かを出す道具があります
サロン電卓の「目標月商の逆算」は、いまの平均単価と来店客数、目標の月商を入れると、足りない額と、その埋め方を3通り出します。
この店の数字は、こう入れます。
- 「業種」で、アイサロン(下の材料費率に3が入ります)
- 「いまの平均単価」に 6,500
- 「1か月の来店客数」に 280
- 「目標の月商」に 2,000,000
- 「施術するスタッフの人数(アシスタントを除く)」に 3
- 「1か月の営業日数」は、はじめから入っている 25 のまま

足りない額は、入れる欄より上のカードに出ます。「目標まで あと 180,000円 / 月」です。

埋め方の3通りは、入れる欄の下に「この180,000円の埋め方」として並びます。

画面の前提には、「単価だけで埋める場合は、いまのお客様がそのまま来る前提で計算しています」とあります。下まつげを足しても、280人が変わらず来てくださる、という数字です。
その下には、「その人数と単価に実際に届くかどうかは、この画面では分かりません。」とあります。90人に届くかを知っているのも、店のほうです。
付けるかどうかを決めるのは、お客様です。この店では、いつも通っている方が聞いて押しつけに感じない言い方を選びます。
https://salondentaku.com/apps/sales-target
平均単価の「+◯円」が出たら、店にあるオプションの値段で割って、いまより何人増やすかに直してください。
- 美容室あと4人ぶんの月32,000円を、人数ではなく値段で埋めたい。月195人の店なら、お一人あたり何円でしょうかお給料を上げると、赤字にならない客数も上がります。足りない分を、人数ではなく値段で埋めるなら。お一人あたりの金額に直します。
- 美容室月商をあと40万円伸ばしたい。1日あたり、あと何人来ていただければいいのかあと400,000円は、1日あと2.0人。施術する3人で分けると、1人あたり1日0.7人です。単価だけで埋めるなら9,334円。
- 美容室メニュー表の前で手が止まる。「何人か減るよね」の何人かに、線はありますか値上げを考えるたびに「でも何人か離れる」で止まって、去年もそのままになった方へ。その「何人か」に線を引く話です。
- 美容室8,000円を8,800円にする。お客様は300人のうち、何人まで減っていいのか8,000円は入れた。それなのに、赤い箱が消えない。値上げ後の欄に、上げ幅を打っていませんか。
- 📈 料金改定シミュレーターオプションではなく値段そのものを上げたとき、何人まで離れても粗利が減らないかが出ます。
サロン電卓には、いま37本の道具があります。道具の一覧を見る →