仕上がりの写真を窓のそばで撮ることにしました。撮る前に見るところは、同じでいいでしょうか
2026年9月29日
美容室の話です。スタイリストは3人、1店舗。
仕上がりの写真は、これまで店内の照明の下で撮って、Instagramに載せてきました。
ところが、上からの照明だと、顔と毛先に影が落ちます。そこで来週から、窓のそばで撮ることにしました。
スタッフには、撮る前に見ることを紙にして渡しています。店内の照明で撮っていたころに作ったものです。
みなさんも、撮る場所を変えたとき、撮る前の確認はそのままにしていないでしょうか。
この記事は、窓のそばに移したら撮る前に見るところがどう変わるのか、その1点だけに答えます。
窓のそばに移すと、見るところが2つ入れ替わります
先に答えを書きます。
撮る前に見るところは8つで、窓のそばに移すと、そのうち2つが入れ替わります。
外れるのは、店内の照明で起きやすい2つです。
- 上からの照明で、顔と毛先に影ができていないか
- 白いタオルやクロスで、色が飛んでいないか
代わりに入るのは、窓のそばで起きやすい2つです。
- 窓を背にして、逆光になっていないか
- カーテン越しの光で、色が青くなっていないか
残りの6つは、店内の照明でも窓のそばでも変わりません。
紙が店内の照明のころのままだと、逆光と青みの2つは、紙に1行も載っていないのです。
撮る前に見るところを、8つ全部並べます
美容室で、仕上がりを窓のそばで撮って、Instagramに載せるときの8つです。
- 背景に、他のお客様と、他の人の私物が入っていないか
- 鏡に、撮っている自分とスマホが映っていないか
- 床のコードとゴミ箱が、写り込んでいないか
- カラー剤のボトルとタオルの山が、後ろに写っていないか
- 窓を背にして、逆光になっていないか
- カーテン越しの光で、色が青くなっていないか
- お客様に、Instagramに載せることと、顔を出すかどうかを確認したか
- 正面・斜め・後ろの3方向を撮ったか
1から4は、写ってほしくないものが写っていないかです。5と6は光、7はお客様への確認、8は撮る向きです。
撮る場所を変えて入れ替わるのは、5と6だけです。
窓のそばなら、きれいに撮れるとは限りません
窓のそばに移せば、影の悩みはなくなる。そう考えたくなります。
ただ、光が変われば、起きやすい失敗も変わります。
窓を背にして立ってもらうと、光はお客様の後ろから来ます。これが逆光です。
カーテンを閉めたまま撮るなら、色の見え方も確かめます。カラーの仕上がりを載せる写真で、色がずれて見えると困ります。
見るところを入れ替えるのは、窓のそばが悪いからではありません。場所ごとに、起きやすい失敗が違うからなのです。
人が写る写真なら、1番目と7番目は外せません
1番目の「他のお客様」と、7番目の「お客様への確認」は、人が写る写真なら、どこで撮っても残ります。
7番目は、載せる先の名前を入れて確かめる項目です。予約サイトに載せるなら、確認の中の「Instagram」が「予約サイト」に変わります。
顔を出すかどうかは、必ずご本人に確かめます。
反対に、メニュー表やPOPを撮るときは、人が写りません。1番目と7番目が外れて、見るところは6つになります。
この8つで分かるのは、写り込みと光までです
8つを全部確かめても、写真が良くなるかどうかは分かりません。
撮った写真の良し悪し、加工のやり方、カメラやスマホの設定、載せたあとの反応は、この8つに入っていません。
分かるのは、撮り直しになりやすい写り込みや光の失敗を、シャッターを押す前に減らせるかどうかまでなのです。
だから、窓のそばで撮る最初の日は、1枚撮ったら、その場で見返してください。
撮る前に見るところを出す道具があります
ここまでの8つは、書き写せば紙でも使えます。ただ、撮るものや場所が変わるたびに、どれが入れ替わるかを覚えておくのは手間です。
その一覧を出してくれる道具として、サロン電卓に「撮る前の直しどころ」があります。業種、何を撮るか、撮る場所の明るさ、どこに載せるかの4つを選ぶと、シャッターを押す前に直すことが一覧で出ます。
明るさは、窓のそば・店内の照明だけ・外の3つから選びます。外を選ぶと、5番目と6番目は、日なたと日かげの境目と、日ざしでの色飛びに変わります。
業種を変えると、4番目が変わります。美容室ならカラー剤のボトルとタオルの山ですが、ネイルサロンなら「指以外(ささくれ・小物)に目が行っていないか」になります。
写真を読み込むところはありません。撮った写真は、道具からは見えません。選んだ内容は、お使いのスマホやパソコンの中だけに残り、当社のサーバには送られません。
https://salondentaku.com/apps/photo-prep
明日やることは1つです。スタッフに渡している紙のうち、影と色飛びの2行を、逆光と青みの2行に書き換えてください。あなたの店の窓のそばで、撮る前に見るのは、その2行です。
- 休みのお知らせを貼ったのに「料金」と出ました。どこを選び直せばいいですか休みのお知らせを貼った。なのに「料金」が書かれていない、と出て、止まっていませんか。
- 新しいメニューのお知らせ。言い回しを整えれば、予約は入るでしょうか新しいメニューをInstagramで知らせる文章。言い回しを何度も整えていませんか。その前に、書いていないことが残っています。
- 予約サイトのページを点検する画面で、何を貼れば答えが出ますか紹介文を貼った。けれど、答えがどこに出たのか分からず、止まっていませんか。
- 新規のご予約が減りました。クーポンをもう少し下げれば、戻るでしょうか新規のご予約が減った月、クーポンの値段から見直していませんか。お客様が予約の手前で止まっているのは、値段でしょうか。
- 📝 載せる文章の抜け点検撮った写真に添えて載せる文章の、書かれていない項目が1つ出ます。
サロン電卓には、いま35本の道具があります。道具の一覧を見る →