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新しいメニューのお知らせ。言い回しを整えれば、予約は入るでしょうか

2026年9月27日

美容室の話です。スタイリストは3人、1店舗。

10月から、髪質改善トリートメントを始めることにしました。

Instagramに載せるお知らせの文章を、スマホのメモに書きます。

10月1日から、髪質改善トリートメントを始めます。

くせやうねりで、朝のブローに時間がかかる方に。

手ざわりが、いつもとちがいます。

8,800円(税込)・約90分

ご予約はプロフィールのリンクから。

この料金と時間は例です。

書いたあと、何度も読み返します。1行目を、もっと目を引く言葉にできないか。「手ざわりがちがう」より、伝わる言い方はないか。

みなさんも、お知らせの文章を見直すとなると、まず言い回しに手が行っていませんか。

ただ、言い回しをいくら整えても、書いていないことは、書いていないままです。

この記事は、この文章に何を1つ書き足すか、その1点だけに答えます。

以下、美容室が、Instagramに新しいメニューのお知らせを載せる場合に絞ります。載せる場所や、何のお知らせかが変わると、見る項目も変わります。

直すのは言い回しではなく、書いていない項目です

先に答えを書きます。

言い回しを整える前に、書いていない項目を1つだけ書き足します。

お知らせを読んだお客様は、文章の上手さを見ているのではありません。自分が受けてよいかを、確かめているのです。

いくらかかるのか。髪が長いと、追加でいくらかかるのか。初めてでも受けられるのか。行けなくなったら、どこに連絡すればいいのか。

答えが見つからなければ、その投稿は、次の投稿に流されていきます。

見る項目は11。上から順に並べます

美容室が、新しいメニューのお知らせをInstagramに載せるとき、見る項目は11です。上からこの順に並べます。

  1. 料金
  2. プロフィールに書いてあることが、この本文にも書かれているか
  3. 税込か税抜か
  4. 所要時間
  5. シャンプー・ブローが料金に入っているか
  6. 長さや量で追加の料金が出るか(ロング料金)
  7. 初めての方が対象か
  8. いつから受けられるか
  9. 持ち物
  10. 予約のとり方
  11. 当日変更のときの連絡先

この11項目と並び順は、この記事の最後で紹介する道具が持っているものを、そのまま使っています。11がそろえば予約が入る、という意味ではありません。

2番目は、Instagramに載せるから入っている項目です。投稿は、プロフィールを開かない人の目にも流れてきます。料金や場所が、投稿だけで分かるかを問うています。

並びを上から読むと、こう見えます。

  • 1番目から4番目は、いくらで、何分かかるかが、この投稿だけで分かるかです
  • 5番目から7番目は、その料金で、自分が受けられるかです
  • 8番目から11番目は、いつから、何を持って、どう申し込み、行けなくなったらどうするかです

上から順に見て、最初に書いていなかった1つが、今日書き足す1つです。

いちばん悪いところを探すのではありません。上にあるものから先に書く、というだけです。

冒頭の文章に当てると、名指しは6番目です

冒頭の文章を、上から当てていきます。

料金は8,800円で、税込と書いてあります。時間は約90分です。2番目も通りますが、これは最後の1行の「プロフィール」という言葉で通っています。あとで5番目と一緒に見ます。

名指しされるのは、6番目の「ロング料金」です。髪が長い方は、追加でいくらかかるのか。どこにも書いていません。

ここで、1つ飛ばされていることに気づいたでしょうか。5番目の「シャンプー・ブローが料金に入っているか」です。

5番目は、書いたから通ったのではありません

冒頭の文章には、シャンプーやブローが料金に入っているとは、どこにも書いていません。

それでも5番目が通ったのは、2行目に「朝のブローに時間がかかる方に」と書いたからです。

この記事の最後で紹介する道具は、決まった言葉が文章の中にあるかどうかだけを見ています。美容室の5番目なら、「シャンプー」「ブロー」「込み」「含む」などです。朝の支度の話で書いた「ブロー」も、同じ1語として数えます。

試しに2行目を「朝の支度に時間がかかる方に」と書き換えると、名指しは5番目に上がります。

同じことは、ほかの項目でも起きます。たとえば「毎朝のアイロンが不要に」と書くと、「不要」の2文字で、9番目の持ち物が通ります。

2番目も同じです。冒頭の文章には、場所が書いてありません。それでも「プロフィール」の1語で通っています。

通っているのは、その言葉があったからです。お客様が答えを見つけられるから、ではありません。

名指しが出たら、その1つだけでなく、上にあるものも、もう一度自分の目で読んでください。

もう1つ、読み違えやすいことがあります。

11項目のどれも名指しされなかったときも、「よくできている」という意味ではありません。書かれているかどうかを見た、というだけなのです。

この11項目で見ていないもの

この11項目で見ていないものを並べます。

  • 写真の中に書いてある文字
  • プロフィールや固定の投稿に、別に書いてあること
  • 言い回しの上手さ
  • 料金が高いか安いか
  • 投稿する時間帯やハッシュタグ

1つめは、見落としやすいところです。料金を写真の中にだけ書いていると、文章には書いていないことになります。

載せる場所と、何のお知らせかで、項目は入れ替わります

11項目は、美容室が、Instagramに、新しいメニューのお知らせを載せる場合のものです。

  • 載せる場所で、2番目が変わります。予約サイトのお知らせやクーポンなら「クーポンを使うときの条件」、ホームページなら「問い合わせ先」です
  • 何のお知らせかで、一式が変わります。キャンペーンなら8項目、営業時間や休みのお知らせなら7項目です
  • 業態で、5番目・6番目・9番目が変わります。アイサロンなら「オフとリペアが料金に入っているか」から始まる3つです

お店のページ全体を見直すのは、また別の話です。予約サイトのお店のページの見方は、別の記事に書いています。この記事が見ているのは、お知らせの文章1本です。

書き足して、予約が入るかどうかは分かりません

いちばん大きい限界を1つ。

書き足したあとに、その投稿から予約が入るかどうかは、ここからは分かりません。分かるのは、書いていなかったことが、書いてある状態になるところまでです。

11項目を上から当てる手間を、引き受ける道具があります

ここまでやったのは、11項目を上から当てて、最初に書いていなかった1つを選ぶことだけです。ただ、11の言葉を1つずつ文章の中から探すのは、それ自体が手間になります。

その手間のほうを引き受ける道具として、サロン電卓に「載せる文章の抜け点検」があります。業態と、載せる場所と、何のお知らせかを選んで文章を貼ると、上から見て最初に書いていなかった1つを名指しします。足すことは、3つまでに絞ります。

文章は書き直しません。足す言葉も作りません。貼った文章は、お使いのスマホやパソコンの中だけに残ります。

見ているのは、決まった言葉があるかどうかだけです。上に書いたとおり、別の話で書いた言葉でも通ります。2番目も同じで、「プロフィール」という言葉が文章にあれば、通ったことにして数えます。「ご予約はプロフィールのリンクから」の1行でも通るのです。逆に、その言葉が無いと、料金や場所を本文に書いていても2番目が名指しされます。料金や場所を本文に書いたかは、自分の目で確かめてください。

まずは今夜、次に載せるお知らせの文章をコピーしてください。業態・載せる場所・何のお知らせかの3つを選んで、貼るところまでで十分です。名指しされた1つが、あなたの店の、この文章に書き足す1つです。書き足すのは、載せる前で間に合います。

この記事で使った道具
📝 載せる文章の抜け点検

これから載せる文章を貼ると、読む人が知りたいのに書かれていない項目を1つ名指しします。文章は書き直しません。

登録なしで、無料でお使いいただけます。

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